中型犬の飼育

世界中で大人気の柴犬を飼うなら

基本は屋外飼育

近年では広いお庭のある住宅が減少してマンションなどの集合住宅が増加していることもあり、小型犬のように屋内で飼育されるケースもある中型犬ですが 昔のように屋外で飼育するのが体格的にも望ましいかもしれません。 引越しを頻繁にする人はお気づきかと思いますが最近の集合住宅にはペット可という物件も珍しくはありません。 なので屋内で飼う事もそんなに難易度が高くなさそうな気にさせられますが、ペット可の物件でも犬の場合は小型犬限定ということも多いようです。 中型犬の方が吼えたときに音量も大きいですし、重量もあるので暴れたときに設備を破壊したり騒音を発生させる可能性が高いことがその理由でしょう。 なのでもしペット可の物件に中型犬を連れてお引越しをしようと考えているのなら、どのサイズまでがオッケーなのか確認しないといけません。 なんだかんだ屋内で中型以上の犬を飼育するのは問題も発生しやすく、お庭を備えた住宅ならお外で飼ったほうがペットにとっても飼い主にとっても幸せです。 すぐに吼えるのならそれを矯正するペット用品もありますし多少は対策をすることができても、汚れや空間のことを考えると 基本は土の上で生活させたほうがいろいろと都合もよさそうです。 家具を引っかいたり破壊する心配もいりませんし、屋内だと小物類を片付けないと食べたり破壊される恐れもありますが お庭ならそんなことは気にしなくても大丈夫で、犬小屋の周囲にだけ気を配ればいいので心労も少ないでしょう。

監視できる環境

屋内飼育だといつでも目に届く場所で遊ばせることができますが、屋外だとその逆でどんな様子なのかわかりにくくなります。 放し飼いでなければ行動範囲は限られますし探せばすぐに見つかるでしょうが、郊外に広い敷地をお持ちの方は 放し飼いでのびのびと飼育している飼い主さんもいらっしゃるでしょう。 トラブルを起さない大人しい犬ならあまり心配することもありませんが、場合によっては飼い主の知らない所で問題を起すこともあるのでちょっと注意が必要です。 例えば犬同士でケンカをして怪我をしたり、姿が見えないと思ったら体調が悪くなったのか隅っこで丸まったまま動かなくなったりということも考えられます。 屋外で飼育するならゴハンや散歩の時以外にも、ちょくちょく様子を見られるような環境であることが望ましいでしょう。 ですが常に監視するようなのもあまりよくなく、屋内飼育ではありがちなことですがペットが寛げる場所がない、というのも問題になります。 犬だってたまにはひとりで落ち着いて過ごしたい時があるようで、そのための場所がないとストレスが溜まってしまうらしいのです。 まるで人間のようなその気持ちを理解してあげ、家の中だろうが外だろうがいつも呼びかけたり遊んでもらおうとするのは控え、 孤独を味わえるスペースと時間を差し上げたほうがいいとのことです。

中型犬とペットフード

家族会議で中型犬を飼育することが決定した場合に気にすべき点は、誰が餌の管理をするかではないでしょうか。 ペット用品を扱うショップで調達するのは父親か母親のどちらかになりそうですが、餌当番は子供が担当することも多そうな予感がします。 特に最初の数回はペットフードを与える役目を引き受けたがりそうですし、それが継続的に子供の仕事となるのも自然な流れです。 ですがペットフードの量は多すぎても少なすぎても健康によくありませんので、しばらくは親が監督しながらがベターかと思われます。 パッケージのどこかに食べさせる量が指定されているでしょうから、犬のサイズに合った量を与えるようにしましょう。 しかし全ての犬にとってその量が最善とは限らず、もしもどんどんスマートになるようなら一度に与えるエサをちょっとずつ増量します。 それでも肉が落ちていくようなら無理に量を増やさず、カロリーの高いペットフードに替えてしばらく様子を見てください。 その反対に太ってくる場合は量を減らしますが、あまりに少量だと気の毒なのでカロリーの低いエサに切り替えてみましょう。 ペットフードの量だけで体重を操るのではなく、摂取させるカロリーでベストな重量に育て上げるのが一流の飼い主です。